平成26年度 飛島村海外派遣事業(中学生) 研修日誌
第一日目:8月20日(水)
~ 飛島村からアメリカへ ~
<出発式・飛島村出発>
【飛島村】天気:晴れ 気温:34度
今年度は42名の団員が午前10時15分に元気に集合。
午前10時30分からの出発式では、副村長・議長・団長である教育長のあいさつの後、代表生徒の伊藤成美さんが、この研修にかける思いをのべました。
その後、海外派遣事業推進委員長から激励のことばをいただき、最後に代表生徒の正木ちのさんが7日間同行する添乗員にあいさつをして、バスに乗り込み中部国際空港へ向けて飛島村を出発をしました。
保護者の皆様や関係者の方々のお見送りを頂き、ありがとうございました。
それでは皆さん、行ってきます。
<中部国際空港から成田国際空港へ>
中部国際空港でお弁当を食べ、最初のフライトで成田国際空港へ向かいます。

中部国際空港:お弁当タイム
成田国際空港出発




出発式:生徒代表挨拶


飛島村出発

出発式:副村長挨拶

出発式:団長(教育長)挨拶

出発式:生徒代表挨拶
<成田国際空港からアメリカ・シアトルへ>
成田国際空港で全員無事に出国手続きを終え、いよいよアメリカ・シアトルに向けて出発です。
<シアトル・タコマ国際空港に到着>
【シアトル】天気:くもり 気温20℃
8時間を超える長時間のフライトでは、食べたり飲んだり映画やドラマを見たり、各アメリカまでは思い思いの時間を過ごしました。寝たり寝れなかったりと大変でしたが、全員元気にアメリカに到着しました。
現地ガイドの清水さん、千島さんとも合流し、いよいよ研修が本格的に始まりました。
アメリカへの第一歩はどんな思いで踏みしめたのでしょうか。


国際線機内にて
現地ガイドと合流
<シアトル市内見学と昼食購入体験>
現在岩隈選手が所属している、シアトル・マリナーズのホームグランド「Sefco Field」へ寄りました。野球が好きな団員は目をキラキラ輝かせながらお土産を手にしていました。
その後、アメリカでも歴史のある市場「Pike Place Market」で、各自握りしめた10ドルで昼食購入体験をしました。知らない土地での自由散策は緊張するかと思われたのですが、物怖じすることなく英語で注文する姿がみられました。



マリナーズチームストアーでの買い物
Sefco Field前
Pike Place Marketで昼食購入

Pike Place Marketにて
<ボーイング社エバレット工場見学>
飛島村にある三菱重工飛島工場とも関係が深いボーイング社エバレット工場の見学です。三菱重工の関係でアメリカに駐在されている秋山所長、梶原さんに合流いただきました。 出発前には秋山所長から団員へのあいさつもいただき、梶原さんと共に見学ツアーへ出発しました。事前研修で見学した飛島工場とは全てのスケールの違い、団員も驚きを隠せない様子でした。飛行機が組み立てられ、完成していく様子は、ここでしか見ることができない特別な光景でした。


秋山所長よりごあいさつ
ボーイング社エバレット工場にて
<ホテル到着・夕食>
ボーイング社工場見学でお世話になった梶原さんと同僚の榊さんに集まっていただき夕食会を開きました。
ボーイング社のこと、飛行機のこと、日本の工業のこと、いろいろなことを時間のある限り多くの質問をして、丁寧にお答えいただきました。
時差と疲労に耐えながら日本を発ってからの長い一日を終える前に、絵葉書へ家族への思いを書きました。


梶原さん・榊さん
お二人に色々聞いてみました

梶原さん ・榊さんと一緒に
<団員から1日目のコメント>
【1班団員】
アメリカ到着!!。
見るもの全てが新鮮で、とっても楽しいです。ボーイング社の見学では、とにかく大きくて、日本とは全然規模が違っておどろきました。食べ物とかも大きくておどろきの連続でした。1日目ですが、日本食がとても恋しく感じます。
残り6日楽しみます!!。
【5班団員】
飛島から始り、アメリカへ行くのにとても長い旅でしたが、無事にシアトルにたどり着きました。時差ボケが厳しい中アメリカをたくさん散策してとても疲れましたが、とてもいい話も聞けました。一番心に残っているのは、ボーイング社です。とても大きな飛行機をみました。また、三菱が映画の「風立ちぬ」と「永遠の0」に関係していることにもびっくりしました。アメリカへ着いてたくさん驚いたことがありましたけど、まずは今日ぐっすり寝て、次の日に備えたいです。明日からもたくさんの思い出を作りたいです。
<団長から1日目のコメント>
出発式後、中部国際空港へ。そして、成田国際空港へ到着。出国手続きを終え、無事離陸。一路アメリカへ。
機内では、生徒たちは、映画、VTR、ゲームなどに興じ、楽しそうに過ごしていた。キャビンアテンダントの接遇も良く、快適な旅のスタートが切れた。現地時刻10:30シアトル・タコマ空港着。入国手続きが順調に進み、時間的余裕もあったので、セーフコ球場に立ち寄る。昼食後は、ボーイング社の工場見学。世界最大の航空機製造工場。そのスケールの大きさに圧倒される。一度に50人以上乗れるエレベーターにもびっくり。
夜、三菱重工シアトル事務所の日本人職員との会食。見学に関する質問がたくさん出された。「日本の航空機産業について、どう思うか?」「製造過程で、問題が出たらどう対処するのか?」「787機の年間生産はどのくらいか?」など。快く丁寧に答えていただき、有意義な会となった。長い1日であった。